【コウノトリ情報】世羅町コウノトリの会 会員募集(2023年11月25日更新)
世羅町コウノトリの会 会員募集(2023年10月12日更新)
世羅町コウノトリの会は、世羅町のコウノトリの保護や、世羅町の生物多様性の保全に関する事業を行い、現在及び将来にわたってわたしたちが享受すべき恵み豊かな自然環境の維持に貢献することを目的として、2023年9月12日に結成しました。
会の目的に賛同する人は、誰でも会員になれます。会費は無料です。入会を希望する人は、以下のフォームからお申し込みください。
入会申し込みフォーム ※クリックするとフォームに移動します
会員の方には、世羅のコウノトリの最新情報をお届けします。
ご不明な点があれば、事務局(tel: 0847-25-4400)まで。
コウノトリの集い 2023年11月23日(木・祝)のご報告
今年、広島県ではじめてとなった世羅町でのコウノトリの子育てを通じて、豊かな里山の自然を持続可能な地域づくりにどう活かしていけばいいのか,ふるさとと豊かな自然を未来へつなぐための方策を考える「コウノトリの集い」を開催しました。
当日の模様は後日YouTubeで配信する予定です。
〈「コウノトリの集い」の内容〉
題 名:こんにちはコウノトリ ~豊かな自然を活かした持続可能な地域づくりを考えよう~
日 時:2023年11月23日(木)13:30~17:00
会 場:世羅町せら文化センター パストラルホール(〒722-1111 広島県世羅郡世羅町寺町1158-3)
主 催:コウノトリ保全地域協議会・世羅町循環型農業推進協議会
協 力:せら夢公園サポーターズクラブ
【第1 部】13:30~14:30
■コウノトリの歌「しあわせ♡コウノトリ」合唱
世羅町立にしおおた保育所のみなさん
■世羅で生まれた三羽のコウノトリの名前の紹介
名付け親の小中高生のみなさん
■世羅町のコウノトリについて “巣作り~巣立ち~これから”
奥田 正和さん(世羅町⾧)
■“コウノトリ”ってどんなトリ?どこにいるの?
佐竹 節夫さん(日本コウノトリの会 代表)、永瀬 倖大さん(日本コウノトリの会 事務局)
【第2部】14:45~17:00
■基調講演「コウノトリと共生するまちづくり」
坂本 成彦さん(豊岡市コウノトリ共生部 部⾧)
■パネルディスカッション
「生物多様性を活かした持続可能な地域づくりの課題と展望」
(パネリスト)
坂本 成彦さん(豊岡市コウノトリ共生部 部⾧)
佐竹 節夫さん(日本コウノトリの会 代表)
内藤 順一さん(広島県野生生物保護推進員)
小迫 高さん(世羅町循環型農業推進協議会 副会⾧)
前津宗 八州恵さん(グリーンコープ生協ひろしま 理事⾧)
(コーディネーター)
清水 則雄さん(広島大学総合博物館准教授)
また、午前中にはコウノトリツアーを開催します。コウノトリが子育てをした電柱や、エサをとった田んぼ、コウノトリに巣を作ってもらうための巣塔の設置候補地などを、ガイドがご案内します。コウノトリを観察できるかも!?
世羅のコウノトリについて広島ホームテレビ「地球派宣言」で放送されました(2023年10月12日更新)
広島県で初めてとなった世羅町でのコウノトリの繁殖について、美しい映像とともに振り返る番組です。ぜひご覧ください。
【密着8カ月】コウノトリが運んできた幸せのメッセージ|地球派宣言(ひろしまリード) ※クリックするとページに移動します
コウノトリの巣 展示中(2023年10月28日更新)
9月6日(水)に世羅町寺町の電柱から撤去されたコウノトリの巣が、せら夢公園へやってきました。
巣の形そのままの状態で、電柱から取り外されました。中国電力ネットワーク様、ありがとうございました。
せらワイナリーに展示しています。ぜひ、ご覧になってください。
搬入時の様子。軽トラックの荷台にぴったりの大きさ。
管理センター前にて展示中。
中国新聞2023年9月7日
7月12日(水)から13日(木)にかけて3羽のヒナは無事巣立ちを迎えることができました。
ライブ映像の配信も終了させていただきます。
来年も営巣してくれるようであればライブ映像の配信を行う予定です。
コウノトリの目撃情報募集を募集しています。
(写真 世羅町教育委員会提供)
新聞報道等でご存じのように、コウノトリが世羅町寺町の電柱に作った巣で子育てを始めています。
せら夢公園ではコウノトリの行動範囲を調べるためにコウノトリの目撃情報を収集することにしました。
集まった情報は、コウノトリの住みよい環境づくりに活用する予定です。
みなさまのご協力をお願いいたします。
なお、目撃情報の報告は何回でもできます。
■ご連絡いただく情報
①お名前(ふりがな)
②ご住所
③連絡先(電話番号等)
④目撃した日時
⑤目撃した付近の住所(わかれば番地)、もしくは目印になる近くの建物や山や川や池などの名前、もしくはグーグルマップの位置情報など
⑥目撃した場所の情報(例)田んぼ、水のある耕作放棄田、鈴のない耕作放棄された農地、畑、ため池、その他具体的に)
⑦目撃した時の様子(例)エサを探していた(食べていた)、飛んで移動していた、休息していた、その他具体的に
⑧ご意見、ご感想
■連絡方法
☆できるだけフォームでご連絡ください。
1.コウノトリ目撃情報連絡フォームへのリンク ←クリック(一番簡単な方法です)
2.メール yume@mail.mcat.ne.jp
3.電話 0847-25-4400
4.ファックス 0847-25-4306
■個人情報の取り扱い
本フォーム で 取得する個人情報は、情報提供者へ連絡させていただく場合に利用します。第三者に提供することはありません。
■お問い合わせ先
せら夢公園 ℡0847-25-4400 メール yume@mail.mcat.ne.jp
■コウノトリについて
日本で生まれたコウノトリには、一部の個体を除いて、それぞれ足環が付けられ、生まれた場所、生年月日、性別がわかります。
今回世羅町で営巣したコウノトリの情報は次の通りです。
↑メス
↑オス
世羅町で繁殖を行ったコウノトリの軌跡
■オス J0317 (「 」)内は確認したホームページ名
2020年4月26日 兵庫県豊岡市水上巣塔でふ化
2020年8月22日~9月24日 滋賀県高島市(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2020年9月19日 滋賀県高島市(「花・鳥は友/湖国の自然」のホームページ)
2020年10月12日 東広島市八本松吉川(写真 石田恵さん提供)
2020年11月9日~2021年2月25日 兵庫県東播磨地域(明石市、加古川市、加古郡稲美町)(「いなみ野ため池ミュージアム」および「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2021年7月5日 京都府与謝郡与謝野町明石(「コウノトリ市民レンジャー」のホームページ)
2021年8月12日 東広島市西条町田口(写真 石田恵さん提供)
2021年11月28日~12月28日 兵庫県東播磨地域(加古川市、加古郡稲美町)(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2022年2月3日 東広島市八本松町(写真 石田恵さん提供)
2022年4月21日 世羅町西神崎
2022年11月25日~12月18日 兵庫県明石市、加古郡稲美町(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2023年2月27日 世羅町寺町で巣作りを確認。
■メス J0312 (「 」)内は確認したホームページ名
2020年4月26日 兵庫県豊岡市戸島巣塔でふ化
2020年8月31日~9月20日 鳥取県西伯郡大山町、米子市(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2020年11月1日 福岡県行橋市(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2021年4月19日~5月19日 兵庫県加西市(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2022年3月2日~4月5日 兵庫県加西市(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2022年6月14日~17日 広島県東広島市(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2022年6月23日 兵庫県美方郡香美町(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2022年7月15日 兵庫県丹波市(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2022年10月3日 兵庫県明石市(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2022年11月3日 福岡県宗像市(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2022年11月14日 福岡県宗像市田野・釣川(「優柔不断日記」および「コウノトリ市民科学」ホームページ)
2022年11月24日 福岡県田川郡香春町(「コウノトリ市民科学」のホームページ)
2023年2月27日 世羅町寺町で巣作りを確認。
世羅町で確認されているコウノトリの飛来について
2023年
2月27日
世羅町寺町で巣作りを確認。
オス J0317(2020年4月29日生 兵庫県豊岡市水上巣塔)
メス J0312(2020年4月26年生 兵庫県豊岡市戸島巣塔)
3月1日
中国電力が感電防止工事を実施。
3月9日
中国電力が感電防止工事のやり直し工事を実施。
工事をした電柱の近くの別の電柱に巣を新たに作ろうとするが失敗。
3月14日
1.5km離れた世羅町中原の電柱で巣作りを試みる。
3月16日
世羅町中原の電柱での感電防止工事は困難との判断により巣を撤去。
3月26日
世羅町寺町の感電防止工事を行った巣に戻り現在に至る。
4月2日
産卵を確認。
5月4日
ふ化を確認。
6月16日
3羽のヒナに足環を装着。
7月12日
ヒナの2羽の巣立ちを確認。
7月13日
3羽目のヒナの巣立ちを確認。
2022年
3月上旬~10月
世羅町黒渕他に飛来。
メスJ0380(2021年5月10日生福井県越前市下中津原巣塔)
3月上旬
世羅町黒渕(せら夢公園入口付近)の耕作放棄田で採餌。
メスJ0378(2021年5月10日 生福井県越前市下中津原巣塔)
4月下旬
世羅町西神崎に飛来。
オスJ0317(2020年4月29日生 兵庫県豊岡市水上巣塔)※今回営巣している番(つがい)のオス
8月下旬~9月下旬
2羽の姉妹がマックスバリューの南側の水田や京丸周辺に1か月ほど滞在。
稲刈り後の田んぼでバッタなどを採餌。
メスJ0456(巣立ち2022年7月3日 兵庫県養父市の巣塔)
メスJ0457(巣立ち2022年7月3日 兵庫県養父市の巣塔)
2021年
9月26日~10月3日
世羅町津口、賀茂に3羽が飛来。
メスJ0257(2019年5月27日生 福井県坂井市内野外)
メスJ0330(2020年6月6日生 京都府京丹後市久美浜町永留巣塔)
メスJ0304(2020年4月18日生 島根県雲南市大東町仁和寺巣塔)
2020年
4月15日~18日
世羅町青水の耕作放棄田に飛来
メスJ0187(2018年3月31日生 兵庫県豊岡市百合地巣塔)
直近のコウノトリ情報
雛のエサ 2023年5月21日(日)
コウノトリの雛の一番のごちそうはヘビ。カエルも食べていますが、ヘビも争うようにして食べています。
雛の数 2023年5月16日(月)
三原野鳥の会の今朝の観察によると、雛が3羽確認できたとのことです。
カメラに映る雛は日に日に大きくなっていますから、もうじき確かな数もわかるでしょう。
モニタリングカメラに雛が写るようになりました。2023年5月13日(土)
4月27日(木)からコウノトリの郷公園からお借りしたモニタリングシステムを使ってコウノトリの様子を観察しています。
孵化日の5月4日(木)は、カメラの映像をコウノトリの郷公園で見ていただいて確認されたものです。
孵化を確認してから今日で10日目になりますが、ようやく雛の姿がカメラに写るようになりました。
少なくとも2羽はいると思われます。
どなたにでもコウノトリの姿を見ていただけるよう、近々せら夢公園のホームページにライブ動画をアップする予定です。
※雛は巣の中央に立つ避雷針の左に写っています。
コウノトリ観察会 2023年5月12日(金)
↑黄色い丸で囲んだ場所が営巣場所
↑コウノトリについて説明する地域おこし協力隊員の山岸瑞樹さん。左で説明用のパネルを持つのは今回の観察会をお手伝いいただいた地元の竹内政彦さん。
せら夢公園主催、世羅町教育委員会公園により、コウノトリが営巣している地元の方を対象としたコウノトリ観察会を開催し、30名を越える方々にご参加いただきました。
観察会では、せら夢公園サポターズクラブ会長で世羅町文化財保護委員会委員の中島秀也さんや、地域おこし協力隊山岸瑞樹さん、三原野鳥の会の方々から、コウノトリの生態やこれまでの観察でわかったこと、今後の取り組みなどについて紹介していただきました。
↑配布資料1
↑配布資料2
メスの2羽が1ヶ月滞在 2022年9月24日(土)